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【裏】ロシア政治経済ジャーナル No.172
2024/2/5
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★トランプが再選していればウクライナ侵攻はなかった?
全世界の裏RPE読者の皆様、こんにちは!
北野です。
今日は、私が尊敬するスーパーエリート読者さん
山本様のメールをご紹介させていただきます。
【 メール転載ここから▼ 】
〈北野様
お久しぶりです。
ご活躍、いつも頼もしく拝見しております。
ロシアによるウクライナ侵略は泥沼化し、西側の援助疲れ
が話題になる一方、ロシア国内でもプーチンの支持基盤が
盤石ではないという情報もあるようですね。
ロシアはイラン製のドローンや北朝鮮製の弾薬を大量に使
用しており、北野様が「黒化する世界」で喝破なさった事
実上の反米同盟が顕在化しています。
ウクライナは「反米同盟 対 西側」の代理戦争となってい
ます。
また中東では戦火が拡大しつつあり、気掛かりな状況です。
イスラエルを襲撃したヒズボラがイランの支援を受けてい
ることは公知の事実ですし、この事態でロシアが漁夫の利
を得ていることは明らかです。
こちら (← ジョージ・ソロスが設立した団体ですが)
北野様が「黒化する世界」で予言なさった世界が今、眼前
に広がりつつあります。
恐怖ですが、あの本の中で北野様は黒化勢力の不可避的敗
北と白化勢力の勝利を予言しておられます。
私はその実現を心待ちにする者です。
前回北野様とやり取りさせていただいたのは米大統領選で
バイデンが勝利した後でしたのでもう3年半程経ちますね。
あの後の進展は正に北野様の予言通りになり、流石と感服
いたしました。
米国の政策がより親中に傾くという私の予想は大方外れた
ので安心しました。
これは私が良く考えることですが、あの時トランプ大統領
が再選されていればロシアのウクライナ侵略はなかったの
でしょうか?
あの選挙には根強い不正疑惑があり、Conspiracy theory扱
いですが最近では同じ趣旨の議論が民主党地方政治家から
も出され、あの件が収束した訳ではないことが証明されま
した。
こちら
トランプ元大統領が親プーチンであることは繰り返し報道
されています。
また選挙の際にウクライナを脅して選挙戦を有利に戦おう
としたことも知られています。
https://www.cbc.ca/news/world/trump-zelenskyy-ukraine-russia-1.7090119
それらを勘案すると譬えトランプ元大統領が再選されてい
たとしても、ロシアはウクライナを侵略したと思わざるを
得ません。
その意味で今年の選挙でトランプ元大統領が再選されるこ
とはウクライナには悪い知らせとなりそうですね。
かといって民主党はどうやら現職のバイデン大統領の再選
を狙うことになりそうな風向きで、バイデン大統領の再選
が良い知らせか?と問うとこちらも微妙な感じなのではな
いでしょうか。
個人的には共和党でNo.2の位置に就けているニッキ―・ヘ
イリー氏の当選を希望しています。〉
【 メール転載ここまで ▲ 】
山本様、ありがとうございます!
私も、(勝てるかどうかはともかく)ニッキーヘイリーさ
ん支持です。
というのも、トランプさんは、「私が大統領になったら真
っ先に
ウクライナ支援を止める
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
」と公言しているからです。
ウクライナ戦争でロシアが勝てば、
習近平は、「プーチンは、欧米日が支援するウクライナに
勝った。
俺も、欧米日が支援する台湾に勝てるだろう」
となり、台湾有事の可能性が高まります。
そうなると、日本も他人事ではいられなくなるでしょう。
だから、アメリカも日本も、ウクライナ支援を続け、
習近平が「ロシアのようにはなりたくない!」と実感する
ほどに弱体化させる必要があるのです。
山本様、貴重なメール、ありがとうございました!
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山本様も
〈北野様が「黒化する世界」で予言なさった世界が今、眼
前に広がりつつあります。〉
と驚いた北野本、
●黒化する世界~民主主義は生き残れるのか?
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もぜひご一読ください。
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○メールマガジン「【裏】ロシア政治経済ジャーナル」
発行者 北野 幸伯
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