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     【裏】ロシア政治経済ジャーナル No.201


                       2024/4/15


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★北野のお勧めアニメ



全世界の裏RPE読者の皆様、こんにちは!

北野です。


(@映画のPRがありますが、依頼されたわけではありません。)


私は28年間モスクワに住み、2018年に完全帰国しました。

日本に戻ってきてよかったことは、いろいろいろいろあります。

特に2022年、プーチンが戦争をはじめた後は、
「嗚呼、日本に戻ってきてよかった!」と神様に感謝する日々です。

妻は当初、日本引っ越しに反対していました。

生活の基盤は全部モスクワにあり、親戚もみんなモスクワにいるからです。

しかし、2022年2月に戦争がはじまると、
「ひっこしてきてよかった!」と何度も言うようになりました。

私の妻は、父親がウクライナ人で、母親がロシア人。

当然、父の国と母の国の戦争に反対です。

そして、戦争に反対だと、「逮捕されてしまう」のが、今のロシアなのです。


日本は、税金が高いこと以外は、いいことだらけです。

「いいこと」の一つに、「良質なアニメが山ほどあること」もあります。

妻は日本のことを、「アニメの帝国」と呼んでいます。

子供たちもすっかり日本のアニメにはまってしまい、
喜んで見ています。

私も、子供たちにつきあっているうちに、
いろいろなアニメを見るようになりました。

今回お勧めしたいのは『名探偵コナン』です。

『名探偵コナン』は、30年連載が続いている長寿マンガが原作。

単行本は、全世界で2億7000万部も売れたとか。

1996年から28年続いているアニメは、
世界40か国で放送されているそうです。

まさに、『ワンピース』『ドラゴンボール』『ドラえもん』などに並ぶ、
日本を代表するマンガ、アニメを言えるでしょう。

『名探偵コナン』は、何がそんなに面白いのでしょうか?


高校生名探偵の工藤新一は、薬を飲まされ、
体が小学1年生並に縮んでしまいました。

彼は、江戸川コナンと名をかえ、薬を飲ませた
「黒の組織」の正体をつきとめようとします。

この「江戸川コナンと黒の組織の戦い」がメインですが、
他の話が90%ぐらいを占めています。

「名探偵コナン」、何が面白いかというと「他のキャラ」です。

いろいろな人、組織が登場します。

たとえば、

公安の安室透さんは、「黒の組織」に潜入捜査を行っています。


FBI赤井秀一さんは、同じく「黒の組織」に潜入捜査していました。


赤井さんのお母さんメアリさんは、MI6です。

薬で体が小さくなっています。


灰原哀さんは、黒の組織の元メンバーで、薬の開発者です。

しかし、お姉さんが殺されたことを知り、組織を裏切りました。

自ら薬を飲んで体が小さくなり、今は、コナン君と同じ小学校に通っています。


怪盗キッドは、世界的に有名な大泥棒です。

しかし、正体は、高校生。


水無 怜奈はCIAの諜報員ですが、黒の組織に潜入しています。


とまあ、子供向けのマンガ、アニメなのに、
公安、FBI、CIA、MI6などが登場し、話がグローバルなのです。

連載開始から30年が経過し、「黒の組織」No2
ラムの顔は出るようになってきました。

しかし、トップ烏丸蓮耶の顔はまだ登場していません。


そう考えると、コナン君、後30年ぐらいは続きそうな気がします。

そういえば、子供たちと、劇場版最新作
『100万ドルの五稜星』を見てきました。

北海道が舞台で、話がめちゃくちゃ複雑で面白かったです。

しかし、一番重要なのは、エンディングの歌の後です。

怪盗キッドにまつわる重大秘密が二つ明らかになりました。

映画館で、みんな「お~~~!!!」と大声で驚いていました。

30年も連載が続いていると、「名探偵コナン」ファンは、
子供だけではないでしょう。

大人も楽しめると思うので、お子さんを誘って見に行ってみてください。

予告はこちら↓
https://www.youtube.com/watch?v=Fwm8v1U2NIg



●PS (PR)

北野の新刊が出ています。

「悪いのはプーチンだ!」

「いや、悪いのはウクライナと、背後にいるアメリカだ!」

単純系の「善悪論」から脱却して、【大戦略的見方】を体
得したい人にお勧めです。

単純善悪論ではなく、

「その考え方で行って、日本は【勝利できますか】?」

と質問してみることをお勧めします。

すると、「敗戦時の日本とまったく同じ主張が流行し
ている」事実に気づくでしょう。


●黒化する世界~民主主義は生き残れるのか?

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●●●北野自身の解説動画も参考にしてください。

https://www.youtube.com/watch?v=ztbH6IP4uxM

●●●元陸将・渡部 悦和先生の書評はこちら。

https://rpejournal.com/review_watanabe_yoshikazu.html


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