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【裏】ロシア政治経済ジャーナル No.236
2024/6/28
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★都知事選、なぜ小池さんは強いのか?
全世界の裏RPE読者の皆様、こんにちは!
北野です。
まずお知らせから。
言論の自由が比較的ある日本でも、
【 隠されて知らされていない情報 】が
たくさんあります。
世界情勢に関しても、その他の分野に関しても。
「隠されている情報」は、テレビ、新聞にはもちろん、
【 YouTubeにも 】出てきません。
バンされてしまうからです。
では、どこから「隠されている情報」に
アクセスできるのでしょうか?
こちらから、「隠されている情報」を
入手してください。
↓
https://in.renaissance-sk.jp/skrr_rpe_af_2406?cap=rpe
では、本題。
まず、読者の狩野さまからのメールを
ご紹介させていただきます。
〈北野様
RPE読者の狩野と申します。
いつも世界情勢をわかりやすく解説してくださってありがとうございます。
私の仕事では直接は世界情勢とは関係ないのですが今後の予測を世界から日本、地方、地域へと段階的に考えることによって日常の様々な判断にとても役立ちます。
さて、今回のRPEのメルマガの感想ですが、いつも疑問に思っていた「日本の未来はくらいのか」に対しての明確な回答、考えを知ることができてとても感動いたしました。
「中年」は「個人差がつきやすい」という考え方はまさに実感しているところです。
それを国家ライフサイクル理論に当てはめて考えることで希望を持ってこれからの人生を過ごすことが出来そうです。
東京都知事選が盛り上がっております。
北野様は予想的なメルマガはいつも控えられていますが、選挙後でも考え方など知ることができれば幸いです。
毎日気温差が激しくなっております。ご家族様ともにお体ご自愛ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。〉
ーー
都知事選について。
よくわかりませんが、
私は小池さんが勝つのではないかと思っています。
なぜでしょうか?
世論調査で、小池さんがトップなのは、
皆さんもご存知でしょう。
そして、私がいろいろな人に話を聞いても、
「小池さんに投票する」という人が圧倒的に多いのです。
なぜでしょうか?
いろいろあるのですが、一つ例を挙げておきましょう。
小池さんの政策に、
【 高校実質無料化 】というのがあります。
これ、現状都民も高校側も
よくわかっていないようなのですが。
『ここしん』6月5日付から。
〈東京都の授業料無償化の対象は?
@都立高等学校等では、所得制限がなくなり授業料が実質無償化に
国の就学支援金制度には世帯年収約910万円未満の所得制限がありますが、国の制度の対象外となる世帯に対して、2024年度から東京都では就学支援金と同額を負担することになりました。
これにより、世帯年収に関わらず都立高校等の授業料実質無償化が実現しています。
@東京都の私立高等学校等授業料軽減助成金事業
東京都に住む人が私立高校に通う場合、国の就学支援金とあわせて東京都がおこなう私立高等学校等授業料軽減助成金を利用できます。
これにより、都内私立高等学校の平均授業料(年間48万4,000円)を上限に助成が受けられます。
2023年度までは年収910万円未満の世帯が対象でしたが、2024年度からは所得制限がなくなっています。〉
ーー
ポイントは三つかなと思います。
・国の就学支援制度には、
世帯年収910万円という所得制限がある。
(つまり、世帯年収が910万円以上だと
就学支援を受けられない。)
・東京都は、世帯年収910万円以上の世帯に、
国と同額の就学支援金を出す。
(つまり、東京都民は、世帯年収が910万円以上でも、
就学支援金を受けられる。)
・東京都は、都内私立高校に通う人に、
年間48万4000円を支援する。しかも所得制限はない。
これ、どうでしょうか?
これからお子さんが高校に進学する家庭をイメージください。
高校3年間で48万4000円 X 3 = 145万2000円
のお得感です。
子供が二人いれば、
145万2000円 X 3 = 290万4000円
のお得感です。
そしてポイントは、「所得制限撤廃」。
東京都は、日本一平均年収が高いので、
「所得制限にひっかかって就学支援金を受けられない」
という家庭がたくさんあります。
彼らは、「たくさん税金を払って、全然リターンがない」
と不満を持っている。
そんな時、小池さんが、所得制限を撤廃したので、
彼女のファンになってしまったようなのです。
この政策一つとっても、現在幼稚園、小学生、中学生の
お子さんがいる家族の多くは、「小池さん支持」で
あることでしょう。
おじいちゃん、おばあちゃんも、「小池さんのおかげで、
自分の子供たちの負担が減る」と考えて、小池さんを
支持することでしょう。
具体的に、「子供一人当たり145万2000円得をする」
というのは、ものすごくインパクトのあることなのです。
蓮舫さんや石丸さんもいいのかもしれませんが、
小池さんは「高校生1人に年間48万4000円支援する」
と決めた実績があります。
これは一例で、他にもいろいろあるのです。
というわけで、私は、
「小池さんが勝つのではないかな」と思っているのです。
どうなるか、7月7日楽しみにしています。
PS
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なにとぞよろしくお願いいたします。
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発行者 北野 幸伯
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