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     【裏】ロシア政治経済ジャーナル No.241


                       2024/7/13


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★子供と一緒にみたいアニメ



全世界の裏RPE読者の皆様、こんにちは!

北野です。



(@あるアニメを推していますが、
「案件」ではありません。)



今回は、アニメのお話です。

私が「子供と一緒にみたいアニメ」は、



◆『逃げ上手の若君』

予告は↓
https://www.youtube.com/watch?v=xcZxPlZBwAU


です。

主人公は、北条時行。

北条といえば、政子、時政、義時、時頼、時宗など
について、歴史の授業で学びました。

しかし、時行のことを習った記憶がありません。


どんな人だったのでしょうか?

北条時行は1325年、第14代執権・北条高塒の次男として
生まれました。

彼が8歳だった1333年、鎌倉幕府が滅亡します。

何が起こったのでしょうか?

1333年2月、後醍醐天皇が挙兵しました。

幕府は足利尊氏(当時は、高氏)を幕府方の総大将として
派遣しますが、彼が寝返りました。

関東では、新田義貞が寝返って鎌倉に攻め入り、
1333年5月、幕府は滅亡したのです。


この時、8歳だった時行は、信濃国の諏訪に逃げました。


1335年、10歳になった時行は、中先代の乱を起こします。

彼は、5万騎を率いて足利直義を破り、
鎌倉奪還に成功しました。


ちなみに私の息子は、現在9歳。

10歳が「どのくらい小さいのか」想像できます。

もちろん時行は、「担がれて」乱を起こしたのでしょう。

それにしても10歳の子供が、鎌倉を奪還するとは、
ものすごいことです。

しかし、時行は、鎌倉を長く保つことができませんでした。

足利尊氏との戦いに負けて、敗走することになったのです。


2年後の1337年、12歳の時行はリベンジを果たします。

足利家長を破って、再び鎌倉奪還に成功したのです。

しかし、現在の大阪付近で行われた石津の戦いで、
高師直に大敗。

再び敗走しました。


1352年、27歳に成長した時行は、足利基氏を破って3度目の鎌倉奪還を果たしました。

しかし、今回も鎌倉を保つことはできず、1353年捕らえられて処刑されました。


とまあ、短い生涯で、「3回鎌倉奪還に成功した人物」が
北条時行なのです。

しかも、1回目の奪還は10歳、2回目は12歳と、
激若だった。



▼子供と歴史アニメを見る大切さ



私も子供頃から、いろいろ勉強をしました。

いろいろ勉強しましたが、
「とても人生に役立っている」と思うのは、
「歴史の勉強」です。

そして、歴史の勉強が好きでした。

「なぜ歴史が好きになったのだろう?」と考えると、
いろいろ思い当たることがあります。


まず、私の両親は、NHKの大河ドラマを見る
習慣がありました。

当時、テレビのチャンネル権は大人にあり、
もちろんパソコンもネットもYouTubeもなかった。

それで、子供のころから両親と一緒に、
大河ドラマを見ていました。


子供のころ、NHKでやっていた
「人形劇 三国志」にはまっていました。

それがきっかけで、吉川英治さんの『三国志』を
全部読みたくなりました。


さらに『お~い!竜馬』というマンガにはまって、
幕末の歴史に興味を持つようになりました。


私は、何が言いたいのでしょうか?

歴史の教科書は、ある時代を「チョロっと触れるだけ」
と言えるでしょう。

全時代を学ばなければならないので、
浅く広くになるのは仕方ありません。

問題は、学校で習う歴史が、「面白くないこと」です。


だから、学校の勉強だけしていては、
歴史の面白さがわかりません。

歴史の面白さを知るためには、やはり、ある時代とか、
ある人物とかを深堀りする必要があると思うのです。


たとえば、『お~い!竜馬』は、
「史実をベースにしたフィクション」です。

しかし、私はこのマンガのおかげで、
幕末の志士の名前を苦労することなく
全部覚えることができました。

そして、ペリー来航から倒幕までの流れを、
苦労することなく全部覚えることができました。


『逃げ上手の若君』で私が期待しているのは、
私自身が鎌倉時代、建武の新政時代、室町時代初期、
南北朝時代の理解を深めることです。


私自身、一番興味があるのは
幕末・明治維新から敗戦までの時代です。


次に、戦国時代、安土桃山時代、江戸時代初期。


その次が、平安時代末期から鎌倉時代の初め。

平清盛、源頼朝、義経などが活躍した時代です。


正直、鎌倉時代と室町時代の間の歴史は、
あまり詳しくありません。

北条時行が主人公のアニメを見ることで、
きっと苦労することなく、この時代の人々の名前と行動を
覚えることができるでしょう。


そして、私の願いは、子供たちとこのアニメを見ることで、
彼らが「歴史の面白さに目覚めて欲しい」ということです。


「そうだよな~」と思われた方。

『逃げ上手の若君』をごらんください。

アマゾンプライムなどでも、見ることができます。



◆『逃げ上手の若君』

予告は↓
https://www.youtube.com/watch?v=xcZxPlZBwAU


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