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【裏】ロシア政治経済ジャーナル No.271
2024/9/18
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★『日本の地政学』の今後
全世界の裏RPE読者の皆様、こんにちは!
北野です。
@まもなく入手できなくなる北野本の話です。
私は2005年に1冊目の本を出し、2024年までの19年間で、13冊の本を出版しました。
その中で、私自身がとても気に入っているのは、
◆『日本の地政学 ~ 日本が戦勝国になる方法』
詳細は↓
https://amzn.to/4gwXhJN
です。
この本について、編集者さんから、「在庫が後数十冊です。
増刷はありません」と連絡が来ました。
2020年12月発売から4年間、
とてもよく売れ版を重ねてきましたがとのことです。
この本を見ると未来予測もあり、
「親中派バイデン新大統領でも、
米中覇権戦争は終わらない」(p116)とあります。
予測通りになったわけですが、
そのバイデン時代も間もなく終わります。
ハリス時代、あるいはトランプ2.0時代がはじまるのに、
バイデンが大統領になる前の本を増刷するわけにも
いかないでしょう。
時の流れは速いです。
さて、日本では、地政学が大流行しています。
アマゾンで検索したら、「地政学本」は山ほどでてきます。
その中で、私が書いた『日本の地政学』は
何が違うのでしょうか?
この本、
第1章は、「日本の地政学」です。
ここでは、日本の地政学的ポジションが明らかにされます。
ざっくりいえば、「東洋のイギリス」というのが
日本のポジションです。
シーパワーのイギリスは、シーパワーとしてふるまい、
世界の覇権を握りました。
ところが、同じくシーパワーであるはずの日本は、
大陸に進出して「ランドパワー化」を目指していったのです。
この章を読めば、「日本は、地政学的にどこで
間違えたのか」が明確にわかるようになります。
第2章は、「中国の地政学」です。
この章を読むと、中国は「東洋のドイツ」
であることがわかります。
そして、中国がやっていることは、
西のランドパワードイツが100年前にやっていたこと
「そのまま」であることがわかります。
第3章は、「勝利の地政学」です。
1章、2章で、日本は東洋のイギリス、
中国は東洋のドイツであることを学びました。
そして、100年前のイギリス、ドイツがそうだったように、今日本と中国は対立を深めています。
どうすれば日本は、中国に勝つことができるのでしょうか?
これは、「イギリスに学べば勝つ方法がわかる」となります。
第4章は、「これから世界で起こること」です。
バイデンが大統領選で勝利した
直後の未来予測を書いています。
米中覇権戦争で、どちらが勝つのでしょうか?
第5章は、「未来の繁栄のために」です。
日本が敗戦国から戦勝国に生まれ変わり、
繁栄する未来を創るのに必要なことが書かれています。
こうやって内容紹介をしてみて、拙著『日本の地政学』は、
他の地政学本と何が違うのか?
思ったのは、地政学の知識を理解するだけではなく、
【 地政学を存分に使っている 】ということです。
皆さん、地政学本を読めば、地政学の「百科事典的知識」を
得ることはできるでしょう。
しかしその後、「では、今学んだ地政学を基に、日本が戦勝
国になれる大戦略を構築してください」と言われたら困って
しまうでしょう。
そう、それは、中学校、高校で学んだ「乾いた歴史教科書」
のように、「使えない知識」なのです。
ところが、『日本の地政学』を読めば、
「使える地政学の知識」が身につきます。
アマゾンから「smna」さまのレビューを一部、
転載させていただきます。
〈とかく地政学の本にありがちな理論紹介にとどまらず、堂々と日本はこれからこうすべきだ!と戦略的に述べておられる。
本当に素晴らしく、内容のみならず分かりやすく記載されているのは、真に著者が理解し消化されているからだと思う。
日本のアカデミアでは、学術学会問題で垣間見られたように、大学(院)での教授との師弟関係が、後々の学会や大学等におけるポストや出版の貴を大きく左右されるようだ。
その点、著者は全く日本のアカデミアから離れたモスクワで学業を修められているため、日本国内でのアカデミアとは幸か不幸か縁が無いようである。
本書は、そうしたシガラミに左右されず、著者が日本の戦略家としての地位を確立したと目される一冊のような気がする。〉
ーー
実際、「シガラミに左右されず」
書きたいことが書けるのは、私のものすごい強味です。
というのも、28年間モスクワに住んでいた私には、
「シガラミ」自体がないのですから。
長くなりましたが、拙著『日本の地政学』、
在庫は後数十冊で、間もなく入手できなくなります。
是非、可能なうちに入手しておいてください。
(@在庫がなくなってしまったら、申し訳ありません)
◆『日本の地政学 ~ 日本が戦勝国になる方法』
詳細は↓
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PS
北野の新刊、快調に売れ続けています。
◆『プーチンはすでに、戦略的には負けている
~ 戦術的勝利が戦略的敗北に変わるとき 』
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すでに読まれた方は、アマゾンにレビューを
投稿していただけると、とても助かります。
なにとぞよろしくお願いいたします。
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