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     【裏】ロシア政治経済ジャーナル No.288


                       2024/10/8


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★北野、今の政治観~衆議院選挙について



全世界の裏RPE読者の皆様、こんにちは!

北野です。



北野、今の政治観、衆議院選挙についてです。

私は、安倍さん、菅さん、岸田さんの外交、
安全保障政策は、「よかった」と考えています。

日本は、中国、ロシア、北朝鮮、
いわゆる独裁「黒化勢力」以外との関係は、良好なのです。


一方、自民党の経済政策は、「全然ダメ」と考えています。

なんといっても、日本は30年以上、
まったく成長していないのです。

この期間、世界2位だった一人当たりGDPは、
2024年38位(!!!)まで落ちました。

これだけ見ても、自民党の経済政策が「全然ダメだった」こと、
ご理解いただけるでしょう。


なぜ日本は成長しないのか?

調べてみると、タイミング最悪の増税とか、
緊縮財政が理由であることがわかりました。


1997年、橋本さんは、消費税率を3%から5%に引き上げ、
「暗黒の10年」が確定しました。

2001~2006年、小泉さんは緊縮財政で、
「暗黒の20年」が確定しました。

2012年、民主党の野田内閣は、
消費税率を5%から10%に引き上げることを決めました。

2014年、このいわゆる「3党合意」に従い、
安倍さんは消費税率を5%から8%に引き上げました。

2019年、さらに消費税率を8%から10%まで引き上げました。

こうして、「暗黒の30年」になってしまったのです。

そして、森永卓郎教授によると、国民負担率は1980年の
30.5%だったのが、今では47.5%まで増えている。

まさに、「五公五民」ですね。

しかし、自民党はここで止まることなく、
「六公四民」「七公三民」にしたいようなのです。

いつもの【 長い増税リスト 】のことです。

https://www.primecg.co.jp/20240116125010

この流れを止めなければ、外国に侵略される前に、
日本政府に〇されてしまいます。

そこで、私は9月27日に行われた自民党総裁選=事実上の
首相選びでは、「増税路線でない人」を支持しました。。

具体的には、


消費税減税を掲げる青山さん

「増税ゼロ宣言」をした茂木さん

積極財政派の高市さん


です。

残念ながら青山さんは、推薦人20人を集めることができず、
出馬できませんでした。

そしてその後、「勝てそうなのは高市さん」
であることがわかってきました。

そこで私は、自民党員、自民党議員の皆さんに、
「高市さんに入れてください」とお願いしました。

結果は、2位。


「法人税」「金融所得税」増税を掲げる
【 増税派 】の石破さんが、総理になってしまいました。

もちろん、彼は、岸田さんの増税政策を引き継いで、
【 長い増税リスト 】も粛々と実行していくことでしょう。


では、国民はこれからどう動くべきなのでしょうか?

もちろん、ここからは私個人の意見です。

皆さんは、読まれたうえで、好きに、
自由に動いていただければと思います。


10月27日に衆議院選挙があります。

私は、


・自民党、立憲民主党以外で、
【 減税を掲げる政党 】に投票すべきだと思います。


なぜ、立憲民主党はダメなのでしょうか?

立憲民主党の新党首野田さんは、総理だった2012年、
「3党合意」で「消費税率を倍増させる」ことを決めた
張本人だからです。

総理になる前は財務大臣、その前は財務副大臣。

「すっかり取り込まれている人物」といえるでしょう。


どの政党でもいいのですが、
【 減税を掲げている政党 】に投票してください。

それでも、「自民党がトップであること」
は揺るがないと思います。

NHKの世論調査では、自民党の支持率は31%、
立憲民主は6.6%で、約5倍も引き離されています。

それでも、現在258ある自民党の議席を26減らして
単独過半数を割らせる。

もっと欲を出して58議席減らして、
自公半数割れを起こす。

すると、石破さんの退陣がはやまるのではないでしょうか。

麻生さんは、高市さんに、
「次の用意をしておけ」といったそうです。


ちなみに、どの政党が【 減税路線 】を
掲げているのでしょうか?

たとえば国民民主は、はっきり減税路線を打ち出しています。

『朝日新聞デジタル2024年9月20日付。



〈国民民主、減税で手取り増 衆院選へ「税収増を還元」の重点政策発表
松井望美2024年9月20日 18時06分

国民民主党は20日、次期衆院選で掲げる重点政策を発表した。

「手取りを増やす。インフレに勝つ。」と題し、消費税の時限的な5%への引き下げや、
現役世代の社会保険料軽減などを掲げた。

ガソリンや電気代の値下げもうたい、家計を支える姿勢を強調した。

手取り増に向け、実質賃金が持続的にプラスになるまでの消費減税のほか、
所得税の課税対象となる基準の103万円から178万円への引き上げや、
子どもを育てる人の税負担を軽減する「年少扶養控除」の復活を掲げた。

現役世代の社会保険料を軽減するため、現役並みの所得がある高齢者には
医療費の窓口負担を3割にするとした。

「教育国債」の年5兆円発行による子育て・教育予算の倍増、高校までの
授業料や給食費の無償化なども掲げた。

政治改革では、政策活動費の廃止や調査研究広報滞在費(旧文通費)の
使途公開を盛り込んだ。

玉木雄一郎代表は記者会見で「企業業績が好調で税収がプラスになっているが、
国民の懐は豊かになっていない。国民に還元したい」と訴えた。(松井望美)〉
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これは一例ですが、大幅負担増で〇されたくない方は、
【 減税を掲げる党 】に投票してください。

それで、【 大増税派 】石破政権の寿命が短くなり、
さまざまな増税を止めることができるかもしれません。

民主的に、合法、正当な手段で抵抗しましょう。






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