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     【裏】ロシア政治経済ジャーナル No.299


                       2024/10/23


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★幸せの条件



全世界の裏RPE読者の皆様、こんにちは!

北野です。



昨日、9月に個人的な支払いを2件
忘れていたことが判明しました。

速攻で入金し、詫びのメールを1通書き、
詫びの電話をしました。

なぜ、いつも忘れない支払いを忘れたのでしょうか?

9月は、めちゃくちゃ忙しかったからだと思います。

一言で表現すると、バタバタしていた。

だいたいミスをするのは、
「バタバタしている」時が多いです。


これに関連して、私には「幸せの条件」に関する
一つの考えがあります。

それは、「幸せでいるためには『余裕』が必要だ」
というものです。

なんの「余裕」が必要なのでしょうか?

二つあります。


一つは、「時間の余裕」。

二つ目は、「お金の余裕」。


この二つがあっても幸せとは限りませんが、
「幸せになりやすい」のです。


時間に余裕がない人は、そわそわしています。

「やることが山ほどある」ことが気になって、
目の前のことに集中できません。

それで、仕事の効率も質も下がってしまいます。

そして、あまりにもやることが多すぎると、
「テンパっている」状態になります。

さらにひどくなると「パニック状態」になります。


お金がないのも大変です。

私は1998年に一文無しになったことがあります。

私は1992年から反体制派詩人レオノビッチ一家に住んでいました。

1998年、一文無しになった私は、ライーサおばさんに
「金がなくて家賃が払えない」ことを告げました。

ライーサおばさんはにっこり微笑んで、
「私はあなたのことを信じているわ。
払えるようになったら払ってね」といいました。

本当に申し訳なく、そして恥ずかしかったです

私はこの時初めて、「嗚呼、金がないと大切な人に
迷惑をかけるのだな」と心の底から自覚しました。

それから、お金の勉強をはじめたのです。



▼幸せになるためには



というわけで、「幸せでいるためには
『時間の余裕』と『お金の余裕』が必要」というのが
私の持論です。

ということは、現在幸せでない人が幸せになるためには、
「時間の余裕」と「お金の余裕」を作ればいい
ということになります。

私も長年このことを意識して生きています。

いろいろなオファーがありますが、
だいたい90%ぐらいはお断りしています。

というのも、メルマガ、パワーゲームの準備、
本などの執筆、さらに日々の世界情勢情報のインプットと
分析だけで十分忙しいからです。

それでも、普段お世話になっている人からのオファーだと、
断れないことがあります。

断れないオファーが重なってしまうと、
9月のように「バタバタ状態」になり、
支払いを忘れたりする。


上司の人は、部下が抱えている仕事が
「多すぎないか?」気にかけてください。

部下の仕事の質が低いのは、仕事をたくさんやらせすぎて、
時間の余裕がないからなのかもしれません。


部下の人は、上司から、仕事を頼まれすぎないよう、
防衛術を身につけましょう。

上司から新しい仕事をお願いされたら、
「私は今〇〇しているのですが、
どっちを先にしたらいいですか?」などと言って、
優先順位を決めてもらいましょう。

それと、「いつまでにできる?」と聞かれて、
「3日でできそうだな」と思ったら、
「4日でなんとかなりそうです」といいましょう。

自分で時間の余裕を作るのです。


たとえば、子育て中の夫婦の場合、
お父さんは意識して家事をしましょう。

お母さんの「恨み」は、「私も夫も仕事をしているけど、
なぜか私だけ家事をしている」ということなのだそうです。

私も、朝起きると、ネコのトミーにエサをやり、
トイレを掃除し、ゴミを出し、子供たちを起こし、
朝食を食べさせています。

とにかく、「幸せでいるためには時間の余裕が必要だ」
と知り、意識的に余裕を作っていくことが大事です。


お金の余裕はどうでしょうか?

これは、稼ぎを増やすか、出費を減らすしかありません。

毎月、収入の10%でも、おそらくつぶれない
大銀行に貯金していけば、お金がたまっていきます。

年収の1年分でも貯金がたまれば、
お金の余裕が心の余裕につながっていきます。

「リストラされても1年間は暮らしていける」
というのは、お金の余裕、心の余裕です。



▼国民から余裕を奪ってきた自民党



最後に選挙の話をします。

東京都知事の小池さん、今回も勝ちました。

小池さん、好きな人も嫌いな人もいるでしょう。

しかし、私の知る限り、お母さんからの支持は圧倒的なのです。

なぜでしょうか?

東京都では高校生がいる家庭は、
(私立高校でも)年48万4000円の支援が受けられます。

そして、今年から所得制限が撤廃されます。

小池さんは、「財源を確保するために都民税を上げましょう」
とは言いませんでした。

つまり、東京都に住んでいる人は、
高校授業料を3年間で145万円倹約できるのです。

高校生以下のお子さんがいる家庭は、
ほぼ例外なく小池さんを支持することでしょう。


一方、自民党はどうでしょうか?

自民党のせいで、日本経済はなんと34年間も
まったく成長していません。

かつて世界第2位だった一人当たりGDPは、
32位まで転落してしまいました。


岸田さんは、実質賃金が下がり続けている中でも、
遠慮なく「長い増税リスト」を出してきました。

@必読 長い増税リスト↓
https://www.primecg.co.jp/20240116125010

石破さんは、長い増税リストに加え、「法人税引き上げ」
「金融所得税の引き上げ」を主張しています。

さらに、9人の総裁候補の中でただ一人、
「さらなる消費税増税」の可能性を否定しませんでした。


小池さんは、「都民にお金を残す政策」をしている。

一方で、岸田さん、石破さんは、
「国民にお金を残さない政策」をしている。

要するに、国民に「お金の余裕がないようにする政策」を
続けている。

ちなみに「お金の余裕」がないと、
「時間の余裕」もなくなります。

お金を得るために、もっと長く働く必要があるからです。


「世界幸福度ランキング2024」で日本は、143か国中51位だそうです。

「さもありなん」という感じでしょう。


というわけで私は、期日前投票で、
大増税路線の石破自民党には入れませんでした。

ちなみに、立憲民主党の野田さんは、
総理時代に消費税率を5%から10%に上げることを
決めた張本人で信用できません。

それで私は、「財務省の天敵」高橋洋一先生の友達・
玉木さんが代表を務める「国民民主党」に入れました。


ちなみに減税を掲げている政党は、国民民主党、日本保守党、
日本維新の会、参政党、れいわ新選組、共産党です。

ご自身のイデオロギーのことも考慮して、投票してください。


私的には、自民が負け、石破さんが責任を取って辞め、
「反増税派」の高市さんが総理になることを願っています。



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