【裏】RPEJournal=======================================
【裏】ロシア政治経済ジャーナル No.44
2020/8/28
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★プーチンはベラルーシ【軍事介入】の準備をしている
全世界の裏RPE読者の皆さま、こんにちは!
北野です。
今回の話は、
◆裏RPE42号 2020年8月19日
ベラルーシで革命が起こる?↓
https://rpejournal.com/urarpe42.html
◆裏RPE43号 2020年8月26日
ベラルーシ情勢と2014年ウクライナ革命の違い↓
https://rpejournal.com/urarpe43.html
の続報になります。
まだの方は、まず上二つの記事からお読みください。
理解が深まります。
さて、8月19日号で、
<実際、今回のベラルーシ騒動、最大の問題は、
「プーチンは、ベラルーシに軍事介入するのか?」
ということなのです。
おそらく現在「検討中」でしょうが、今までのプーチンの
行動を見ると、
「十分あり得る」と思えるのです。>
と書きました。
これ、「そんなバカな!」と思われた方も多かったのでは
ないでしょうか?
しかし、予想通りになってきました。
<露、ベラルーシに治安部隊派遣を準備 暴動など「一定
条件下で」
産経新聞 8/27(木) 22:17配信
【モスクワ=小野田雄一】ルカシェンコ大統領の6選が発
表された大統領選への抗議デモで混乱するベラルーシをめ
ぐり、ロシアのプーチン大統領は「ルカシェンコ氏から露
治安部隊の(派遣に向けた)準備を依頼され、私はそれを
した」と明らかにした。>
前号でも、前々号でも書きましたが、ロシアにとって
ベラルーシは、緩衝国家として重要です。
ベラルーシの南隣にあるウクライナも、同じ位置づけ。
しかしこの国は2014年の革命で、親欧米政権が誕生してしまった。
そこで、ロシアは、クリミアを奪い、東部ルガンスク、
ドネツク州を、事実上の独立状態に導きました。
プーチンは、ベラルーシについて、独裁者ルカシェンコが
生き残って「緩衝国家としての役割をはたすこと」を期待
しています。
では、ロシア治安部隊は、実際ベラルーシに派遣されるの
でしょうか?
これは、大規模デモがつづき、ルカシェンコ政権が
いよいよヤバくなればという話でしょう。
そういう状況になれば、プーチンは、必ず決断するはずです。
欧米もそのことを知っているので、
反体制派支援が及び腰で、劣勢になっている。
プーチン、おそるべし・・・・。
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