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【裏】ロシア政治経済ジャーナル No.47
2020/9/11
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★河野防衛相、「中国は安全保障上の脅威！」
全世界の裏RPE読者の皆さま、こんにちは！
北野です。
日本の新総理、菅さんで決まりそうな感じです。
ところで、私は、「次期総理は、この人がいいなあ」
と思っていた人がいます。
河野防衛大臣です。
なぜでしょうか？
新総理の最重要条件は、何でしょうか？
「アメリカと中国とどっちが大事？」と質問されて、
「もちろん同盟国のアメリカです」と即答できること。
なぜ、これが最重要条件なのでしょうか？
今、米中覇権戦争がつづいています。
日本が現代のイギリスにあたるアメリカにつけば、
戦勝国になれます。
しかし、日本が現代のナチスドイツにあたる中国につけば、
また敗戦国になる。
だから、はっきりと「日本はアメリカの側にいる！」と
断言できることが重要なのです。
日本の政治家、特に閣僚レベルで、
「米中覇権戦争で日本はアメリカにつくべきだ！」と
宣言している人は、（私の知るかぎり）いません。
菅さんは、日本一の親中派二階さんの説得で、
出馬を決めたといわれている。
石破さんは、自虐史観の親中派。
岸田さんは、どちらかというと親米だと思いますが、
態度がはっきりしていません。
唯一河野さんだけは、「アメリカ側につく！」と
断言はしていなくても、
それらしき言動をしています。
なんでしょうか？
河野さんは、「日本をファイブアイズに入れてくれ！」
と要請している。
ファイブアイズは、アメリカ、イギリス、カナダ、
オーストラリア、ニュージーランドが、
「諜報情報を共有する仕組み」のことです。
河野さんは、「日本もファイブアイズに入れてくれ！」と要請し、
イギリス政界の大物は、「日本を入れてシックスアイズに
しよう！」といっている。
＠この辺りの詳細を知りたい方は、こちらの動画をごらん
ください↓
https://in.powergame.jp/kipg_pvcp_200901?cap=kmag200901
（●安倍総理の辞意表明前の収録です。）
まあ、実際に入れるかどうかはともかく。
「ファイブアイズに入れてくれ！」ということで、河野さんは、
「俺はアメリカの側にいる！」ということを示したのです。
米中覇権戦争の世界で、とても大事なことです。
（河野さんについて、「女系天皇容認」と語ったことで、
懸念する保守派の方もいるでしょう。
しかし、今は戦争中。
アメリカ側にたって、中共政府を封じ込めることが最優先課題です。）
▼河野防衛大臣「中国は脅威！」
朝日新聞DIGITAL 9月10日から。
＜河野太郎防衛相は9日夜のオンライン討論で
「中国は日本にとって安全保障上の脅威となった」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
と述べた。＞
「当たり前のこと」を言っている気もしますが。
なぜこの発言に、大きな意味があるのでしょうか？
＜政府は軍事的な台頭の著しい中国について「懸念」と
の位置づけにとどめており、河野氏の発言は防衛相とし
て異例の踏み込んだ表現で中国を牽制（けんせい）した
形だ。＞（同上）
「平和ボケ」の日本政府は、
「日本には尖閣だけでなく沖縄の領有権もない！」
と宣言し、領海侵犯を繰り返す中国を「脅威と認識してい
ない」のです。
河野さんは「当たり前のこと」をいっただけですが、日本
政府内では、「異例の発言」になってしまう。
国民から見ると、唯一河野さんだけが、「まとも」に見え
てしまいます。
とはいえ、河野さんは、今回総裁選への出馬を断念しまし
た。
二階さんが菅さんを支持した。
河野さんは麻生派。
その麻生さんは、「二階に主導権をとられてなるか！」と
菅さん支持にまわった。
だから、河野さんは出ることができませんでした。
私の願いは、菅新内閣で、河野さんが防衛大臣か外相にな
ることです。
可能な方は、働きかけていただけると、とてもうれしいで
す。
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