【裏】RPEJournal=======================================
【裏】ロシア政治経済ジャーナル No.529
2026/1/21
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★日本は「ガザ平和評議会」に参加すべきか???
全世界の裏RPE読者の皆さま、こんにちは!
北野です。
高市さんに、難問がふりかかってきました。
『産経新聞』1月20日付。
『ガザ平和評議会でトランプ氏から高市首相に招待状 参加期間3年超で10億ドル拠出要請か』
〈外務省は20日、トランプ米大統領から高市早苗首相宛てに、パレスチナ自治区ガザの暫定統治などを担う国際機関「平和評議会」への参加を呼びかける招待状が届いていたことを明らかにした。
受領は日本時間17日。外務省関係者は今後、参加可否を検討するとしている。〉
ーー
「平和評議会」とは何でしょうか?
2023年10月、イスラエルvsハマスの戦争が勃発しました。
2025年10月、イスラエルとハマスは、停戦で合意しました。
停戦合意に従って、人質を全員解放しました。
これが、停戦合意の「第一段階」です。
では、「第二段階」は何でしょうか?
いろいろありますが、メインは、「ハマスを排除した政権をガザ地区に作ること」です。
皆さん、「イスラエルvsハマスの戦争は、イスラエルだけが悪い」と思っていませんか?
日本のメディアは、「イスラエルだけが悪い」といった報道をしている気がします。
確かにイスラエルは、民間人をたくさん殺したので、国際的に批判されています。
しかし、そもそもなぜこの戦争ははじまったのでしょうか?
きっかけは、ハマスが2023年10月7日、イスラエルを奇襲して、【 1200人を大虐殺した 】ことです。
そしてハマスは、欧米で「テロ組織認定」されている。
要するに、ガザは【 テロ組織に支配されている 】地区なのです。
ちなみに、ハマスをテロ組織認定している国もあれば、
テロ組織認定していない国もあります。
実際は、どうなのでしょうか?
【 ハマスは2023年10月7日、イスラエルを奇襲し1200人を大虐殺したこと 】で、
【 自らテロ組織であることを証明してしまった 】
といえるでしょう。
イスラエル国民は、テロ組織ハマスがガザを支配している間は、
安心して眠れないでしょう。
ですから、【 ハマスが支配しないガザ地区をつくること 】は、とても大事なのです。
では、日本政府は、「ダッシュで平和評議会に参加すべき」なのでしょうか?
日本政府を躊躇させる、一つの要因があります。
それは、この評議会を主導しているのが、【 ドナルド・トランプ 】であること。
何が問題なのでしょうか?
トランプ・アメリカは1月3日、ベネズエラを攻撃し、マドゥロ大統領を拘束、
アメリカに移送しました。
これは、明らかな【 国際法違反 】です。
また、トランプは、【 武力を使ってもグリーンランドを手に入れる! 】と宣言している。
これに反対する欧州8カ国に「制裁関税を課すと」宣言している。
要するに、グリーンランドをめぐって、アメリカと欧州が対立している。
それで、「トランプ主導の平和評議会には参加しない!」という国がある。
〈フランスのマクロン大統領も招待されたが、参加要請を辞退する意向を示している。
これを受けトランプ氏は、フランスのワインとシャンパンに「200%の関税を課す」と言明した〉
ーー
というわけで、外務省も高市さんも悩んでいるかもしれません。
しかし私は、【 迷うことなく参加すべき 】と思います。
なぜでしょうか?
皆さんご存知のように、私はトランプ政権を完全に支持しているわけではありません。
もし、トランプがグリーランドを武力で奪えば、それはアメリカにとって【 破滅的戦略ミス 】だと考えています。
しかし、トランプは、いいこともしています。
トランプは、「イスラエルvsハマス戦争」「イスラエルvsイラン戦争」「アゼルバイジャンvsアルメニア」などの仲裁をし、実際に成果をあげています。
それで、イスラエルのネタニヤフ首相、アゼルバイジャンのアリエフ大統領、アルメニアのパシニャン首相は、トランプを「ノーベル平和賞」に推薦している。
要するにトランプのすることは、【 是々非々 】で見る必要がある。
では、「平和評議会」はどうなのでしょうか?
目的は、【 テロリスト・ハマスがいない政権を樹立すること 】。
これは、「とてもよいこと」です。
「よいこと」なので、高市さんは、迷うことなく決断し、参加表明すべきです。
もう一つ、【 地政学的理由 】です。
トランプの暴走がひどいので、「51番目の州になれ!」と脅されているカナダは、中国との和解に動いています。
しかし、日本とカナダでは、「地政学的ポジション」が違いすぎます。
世界には三人の大物独裁者がいる。
すなわち、トランプ、習近平、プーチンです。
この中で中国は、「日本には尖閣だけでなく、沖縄の領有権もない!」と宣言している。
@証拠↓
https://rpejournal.com/rosianokoe.pdf
習近平・中国は、はっきり尖閣、沖縄を狙っている。
一方、トランプ・アメリカと日本には、領土問題がありません。
日本とアメリカは軍事同盟国。
トランプ・アメリカが「尖閣は、日米安保の適用範囲」と宣言していることは、強い抑止力になっている。
ですから日本は、トランプがクレイジーな行動をとっていても、アメリカを味方につけているべきなのです。
そして、最後に。
高市さんのいわゆる「存立危機事態発言」の結果、日中関係は、かなり悪化しています。
日中関係が最悪の現在、日本はアメリカとケンカすることはできません。
米中を同時に敵にすれば、1930年代40年代の過ちを繰り返すことになります。
高市さんが平和評議会への参加を決めれば、近視眼的な野党が批判することでしょう。
高市さんは、
「そもそも、イスラエルとハマスの戦争は、2023年10月7日にハマスがイスラエルを奇襲し、1200人を大虐殺したことではじまりました。
そんなハマスがガザ地区を支配していては、決して長期的平和と安定はもたらされないでしょう。
ですから、『平和評議会』の役割は、中東の安定のために極めて重要なのです」
などと答弁すればいいでしょう。
トランプは、国際法を守らない、凶暴な男です。
敵に回せば恐ろしい。
しかし、安倍さんの時にそうであったように、強力な味方にもなり得るのです。
高市総理は、「平和評議会への参加」を宣言して、トランプ・アメリカを味方にしましょう。
今回の話、「そのとおり」と思われた方は、高市総理に教えてあげてください。
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